船秀山 大龍院

暾さす小岡の山は紅葉してにしきにつつむかがみなりけり

暾さす小岡の山は紅葉してにしきにつつむかがみなりけり

 眼前に見上げんばかりの石段が出迎える。その石段、少し息切れしそうな七十段を登ると小島の山寺、久昌寺のこぢんまりとした伽藍が目の前に現れる。その境内から振り返れば、信濃川を一望しつつその奥には河岸段丘が広がる。津南の寺院の境内では一番の景観ではなかろうか。また、本堂欄間は熊谷(小林)源太郎作とも伝えられており、なかなか見所がある寺である。
 さて、ここの七十五番の観音様は総代高橋家の持仏であったが享保年間の久昌寺本堂再建の際に安置されたと言われる。そしてその隣に四郎神様も一緒に安置されているが、こんな話が伝えられている。
 「昔、盗賊が村を荒らしに来た時に村人達は金品を隠そうと山林へ逃げ込んだ。その時一人の母が過って四郎と言う名の子を背から滝へ落としてしまったと言う。それ以後、四郎の霊のさわりか村の子供に災難が続いた。そこで観音様の隣に四郎神様をお祀りすると災難は消えたという。」
 そんな事がら「子育観音」として信仰されてきたが、時と共に手を合わせる村人は減ってはきている。それでも七月十七日の例祭日には里芋の形を模した団子をお供えし供養を続けたいと今の住職は静かに言う。
 因みに現在は自動車で境内まで行ける道が完備されていることも付け加えておこう。

縁起

開山は津南町中深見の船秀山大龍院三世 笑外春哲大和尚。

年中行事

・1月1~3日
三朝祈祷
・1月1~2日
寺年始
・1月3日
年始回り
・2月15日
釈尊涅槃会
・3月下旬
春彼岸会
・4月8日
釈尊降誕会
・8月13日
大施食会
・9月下旬
秋彼岸会
・12月8日
釈尊成道会
・12月31日
年末諷経

ご案内

信濃川が眼下に流れ、津南町の河岸段丘を眺望できる小高い山中にある 曹洞宗の寺院です。
妻有百三十三番の七十五番札所、小林(熊谷)源太郎の彫刻などがあり 地元の皆様により守られてきた小さなお寺です。

本尊

本尊
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本堂

本堂
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六地蔵

六地蔵
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交通案内

鉄道でお越しの方

JR津南駅より約641m
JR越後湯沢駅より約32km

船秀山 大龍院

〒949-8206新潟県中魚沼郡津南町外丸丁128

法要などで出掛けている場合もございます。
お手数ですがご来寺の場合はお電話ください。

025-765-2256